兵庫県 舞子高校 生徒会・環境防災科のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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ミャンマー、四川省の被災者へ、神戸から支援の呼び掛け

兵庫県 舞子高校 生徒会・環境防災科のみなさん

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1995年1月に起きた阪神・淡路大震災や、能登半島地震、スマトラ沖地震による津波や台風など、日本でも世界でも数多くの自然災害が毎年のように起きている。今年に入っても、5月2日から3日にかけて大型サイクロンがミャンマーを襲った。そして10日後の5月12日には中国・四川省で大地震が発生し、死者は両国とも8万人を超えるといわれている。

日本で唯一環境防災科のある兵庫県立舞子高校では、生徒有志が被災地に赴いてボランティア活動や被災者との交流を行っている。

募金活動にも生徒が進んで取り組んでおり、5月24・25日には、ミャンマーと四川省の被災者を支援するための募金活動を実施した。

24日はJR垂水駅前に、25日は三宮駅前とJR垂水駅前に、生徒会役員と環境防災科の生徒が立ち、乗降客や買い物客などに募金を呼びかけた。

環境防災科の生徒は、「テレビなどで、崩れ落ちた学校など防災対策ができていない悲惨な状況を見て、一人でも多くの命が助かることを願って参加した」と話し、募金を呼びかける声にも力がこもる。

道行く市民も協力的で、生徒に温かな言葉をかけ、義援金を募金箱に入れていた。

舞子高校生徒による募金活動は、5月31日・6月1日にも行われた。生徒会役員は「多くの市民に協力していただき、多くの義援金が寄せられました。ありがとうございました」と感謝していた。また、生徒を見守った教諭は「生徒は幼いころの震災の記憶が薄れつつあるが、支援してもらったことを思い出し、できることは実行していきたい」と話していた。

生徒が、ミャンマー・四川省の被災者のための募金活動を行った2週間後、岩手・宮城内陸地震が発生した。まだ、生存が確認できない人々もおり、同校生徒会や環境防災科の生徒らは、自分たちができる支援活動を実施する考えという。
(2008年6月掲載)
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