群馬県 伊勢崎興陽高校 3年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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特産ゴボウを甘納豆に、メンチカツに 企業と開発、販売へ

群馬県 伊勢崎興陽高校 3年生のみなさん

群馬県立伊勢崎興陽高等学校の生徒たちが、地域や県内の食材を使った商品開発を進めている。

2024年には地元伊勢崎市特産のゴボウを使った商品開発を、地元企業と共同で展開した。

4月、「食と経済を考える系列」で学ぶ3人の3年生と青果会社、製パン会社、農家がコラボし、ゴボウとおからを具材にしたメンチカツをパンで挟んだ惣菜パンと、県産のヤマトイモと小松菜が入った豆乳スープを完成させた。4月20日の「春の興陽フェスタ」で販売。惣菜パンはゴボウのシャキシャキ感が美味しいと好評だった。

さらに同系列の3年生3人が青果物卸売りの青果会社と、甘納豆を製造販売する太田市の製菓会社と組んで、ゴボウの甘納豆を開発した。

生徒からゴボウのPRと需要拡大を目的に、2社に商品開発を提案。製菓会社が甘納豆作りを指導した。

3人は、ゴボウを一口大の斜め切りし、水にさらしてえぐみを取るところからスタート。甘味は砂糖とハチミツのみで、若い人にも食べてもらいたいと、生徒も試食を重ね、ほどよい甘さに仕上げた。

パッケージデザインと合わせ商品名も生徒が考案。「甘い物好きな人に感動を届けたい」と「『甘党(かんどう)』のゴボウぐらっせ」と名付けた。

メンチカツの時も協力した青果会社は「高校生らしいアイデア。企業同士のつながりも生まれ、地域が活気づく」と喜ぶ。

9月9、10日に高崎市のGメッセで開かれる北関東の物産展「きたかんFestival2024」で発売され、3人は、企業の皆さんの協力で、ゴボウの風味と歯応えが味わえる新感覚の甘納豆ができた。ゴボウが苦手な人も「かんどう」の味を楽しんでほしいと話していた。
(2024年9月掲載)

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