佐賀県 牛津高校 食品調理科、家庭クラブのみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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特産梅使用の菓子開発 「梅まつり」で販売、収益を児童発達支援事業所に寄付

佐賀県 牛津高校 食品調理科、家庭クラブのみなさん

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佐賀県立牛津高等学校の地元、小城市の梅の名所と知られる牛尾(うしのお)梅林。約22ヘクタールのエリアに約5000本もの梅を栽培しているが、農家の高齢化や担い手不足による梅林の荒廃が地域の課題となっている。その課題改善のため、牛津高校の家庭クラブを中心に、2017年から地元の奉仕団体と周辺の環境保全や梅の収穫、芋畑の整地、山椒の苗木の植樹などを推進。2024年3月3日に開催された「第34回小城市三里牛尾梅まつり」では、前日の2日に環境美化活動と梅まつりの準備、当日は梅まつりの補助員や商品販売などを担当した。

梅まつりで販売した商品は、食品調理科の生徒が、地域の課題発見・解決への実践的学習に取り組む同校の独自科目「起業家入門U」の授業で開発したもの。牛尾の梅を使った「梅ジャムクッキー」に、市内の和菓子店と協力し考案した梅のペースト入り大福「梅福」、規格外の佐賀県産玉ねぎ、れんこんを使用したドレッシング「佐賀ドレ」の3種。

「これからも商品開発を進め、地域を活気づけたい」と意気込む同科の生徒は、今回の梅まつりで得た収益を社会貢献に活かしたいと考え、地域で子ども食堂などを運営する、児童発達支援放課後等デイサービス事業所に寄付することに。5月23日、2人の生徒が事業所を訪問し、代表に手渡した。生徒たちは、子ども食堂や学習支援の活動にボランティアとして参加しており、「活動資金として役に立ててもらえれば」と話していた。
(2024年7月掲載)
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