栃木県 宇都宮文星女子高等学校 サッカー部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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ペットボトルキャップ6万5千個回収 ワクチン支援、街の美化推進

栃木県 宇都宮文星女子高等学校 サッカー部のみなさん

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「未来をつくる、いきるちから」の言葉のもと、日々学びに努める宇都宮文星女子高校の生徒は、社会貢献活動に積極的なことで知られている。サッカー部も例外ではなく、今年1月31日には、部員たちが3年かけて集めてきたペットボトルキャップ約6万5千個を回収業者に搬入。発展途上国の子供たちにポリオワクチンが届けられる。

全国大会8回出場を誇る同部の部員は、風紀、朝礼、保健、環境の4委員会を設け、自主的な活動を展開している。今回のキャップ回収は「私たちが住んでいる街に感謝し、宇都宮を日本一きれいな街にする」を目標とする環境委員会が、保健委員会と合同で2021年度からスタートさせた。部員たちは全校生徒、教職員にも協力を求め、全校挙げての回収に努めてきた。成果は、生徒が各家庭から持ち寄るだけでなく、ペットボトルとラベルを分けてリサイクルする生徒も増えてきたといい、街の環境美化に一役かってきた。

活動を開始した当時、新人部員だった3年生が、卒業を控えて一区切りつけようとキャップの収益金でワクチン支援を行う「ワクチンキャップ運動」に協力しようと提案。昨年秋までに回収したキャップは約5万個だったことから、全校生徒にもう一押しの協力を求めたところ、約2週間で約1万5千個ものキャップが集まった。

キャップ800個で1回分のポリオワクチンになり、今回集めたキャップで80回を超えるワクチンを、世界の子供たちに提供できる。

部員たちは「環境美化と途上国の子供たちの支援を目標とした部の活動の集大成」と語り、今後も自分たちにできるボランティア活動を進めていくと意気込んでいる。
(2024年3月掲載)
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