広島県 進徳女子高校 WDP(Walking with Dogs Project)部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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保護されたすべての犬・猫に新しい家族を 幸せ願う譲渡会開催

広島県 進徳女子高校 WDP(Walking with Dogs Project)部のみなさん

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広島市の私立進徳女子高校のWDP(Walking with Dogs Project)部は、広島市動物愛護センターの保護犬と猫の愛護活動を行うと共に、新たな飼い主探しに力を入れている。

生徒たちは放課後センターを訪れ、餌やりやケージの清掃、犬の散歩などを行っている。ここにいるすべての犬と猫が新しい家族を得て、楽しい生涯を終えてほしいと願う生徒たちは、学校内で譲渡会を開催している。今年度も6月、9月に実施しているが、生徒たちの悩みは、譲渡会に集まった犬や猫の里親がなかなか見つからないことという。

6月の譲渡会では、生後数ヶ月の子猫から成犬まで合わせて50匹以上集まった中で、譲渡先が決定したのは子犬が2匹、トライアル(相性を確かめるため里親先で短期間生活すること)に子猫が6匹。9月の猫だけの譲渡会では60匹のうち、決まったのはトライアルの子猫3匹だったが、生徒たちが残念がるのは、大人の犬や猫がもらわれないことだ。

成犬も子犬も同じくらいかわいいのにと悔しがる生徒たち。これまでも成犬・成猫の魅力も知ってもらおうと、手作りのボードを設置したり、譲渡会の来場者に、成長して性格が落ち着いている成犬や成猫は初めてペットを飼う人に適していることなどを説明したりしてきた。

また、どうすれば大人の犬、猫たちの新しい家族に迎えてもらえるか、全員で話し合ったり、活動する中でセンターの老犬に飼い主候補が現れたという知らせが。「良かった!」と涙する生徒たちは、毛の色が何色でも、何歳でも、どんな模様でも、等しく愛おしい、かけがえのない存在であることを、もっと多くの人に伝えられるよう努めていきたいと前を向いていた。
(2023年11月掲載)
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