山形県 左沢(あてらざわ)高校 有志生徒のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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左沢線開通100周年 記念の「駅からハイキング」企画・実施

山形県 左沢(あてらざわ)高校 有志生徒のみなさん

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「地域を掘り起こし、地域に根ざせ 左高生」をキャッチコピーとする山形県立左沢高校。生徒も地域の将来を担うべく、勉学に勤しむとともに、地域の魅力を発信するためのさまざまな取り組みを進めている。

今年4月23日には、有志生徒が、北山形駅から左沢駅を結ぶJR左沢線の全線開通100周年を記念する「駅からハイキング」を実施した。

100周年を祝う多彩なイベントが企画される中で、JR側からハイキングの企画を提案され、8人の生徒が「やります」と声を上げた。

8人は、1月から放課後などに集まり、沿線の歴史や文化を学べるコース設定を検討してきた。生徒たちが考えたのは「知っているけれど、行ったことのない場所」で、選んだのは、左沢藩城下町や斎藤茂吉の歌碑、最上川を望む左沢楯山城史跡公園など8か所。ボランティアガイドらの監修を受けながら、最上川舟運の歴史、左沢町場の景観などを案内するための資料作成にも取り組んだ。

ハイキングのタイトルは「左沢線100周年〜ぷくちゃんと歴史大冒険!!」。「ぷくちゃん」は地元大江町で発見された「ヤマガタダイカイギュウ」化石のレプリカの愛称。

当日はあいにくの雨だったが、左沢駅に集合した約30人の参加者を生徒たちは笑顔で出迎え、ハイキングをスタート。コース終盤の旧最上橋に着く頃には雨も上がり、満開の桜を満喫できた。

初めはうまく案内できるか不安だったという生徒たちだったが、参加者との会話も弾み「お客様の笑顔を見ることができうれしかった」と言い、今後も地域のイベントなどに参加し、左沢の魅力を発信していきたいと意欲を見せていた。
(2022年5月掲載)
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