広島県 河内高校 生徒会のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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2022年を力強い年に 虎の巨大絵馬を神社に奉納

広島県 河内高校 生徒会のみなさん

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広島県立河内高等学校は1909年の創立以来、地域に根差した教育を推進。生徒一人ひとりがその歴史と伝統を受け継ぎ、心身ともに健全で、地域や社会に貢献できる人材となるよう育成することを目標としている。

生徒も地域に役立ち元気にする活動に熱心に努めており、野球部員によるJR河内駅の清掃活動、広島国際空港が空港と周辺地域の活性化を目指して開催した「広島空港謎解きイベントへGO!」の企画・実施。生徒会も、新型コロナウイルス感染症と闘い続けている方々へ、折紙作品で感謝のメッセージを伝える「輪になれ広島プロジェクト」活動を続けている。さらに生徒会は、昨年12月、1000年を超えて地元河内町を見守り続けてきたと伝えられる杉森神社に、「コロナ禍の町を盛り上げたい」と今年の干支「寅」を描いた絵馬を製作し、奉納した。

2020年に奉納した「丑」の絵馬につづく活動。「寅」は春が来て草木が生じ、躍動するという意味があるという。生徒たちは横90センチ、縦60センチの絵馬に、災厄を威嚇するように大きく口を開けた寅の周りに、松竹梅をあしらった。

心待ちにしていたという杉森神社の宮司は「新年の参拝に来られる地元の人々に、元気をくれる絵馬になった」と感謝。生徒たちは「絵馬の製作・奉納を通して多くの人と出会い、つながることができた。神社が地域で様々な縁を結ぶ役割を果たしていることを感じた」「絵馬に描いた寅のように、地域の人にとって2022年が力強く躍動する一年になってもらえればうれしい」と話し、この活動を後輩にも受け継いでもらい、12支すべてを奉納してほしいと願っていた。
(2022年1月掲載)
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