三重県 四日市工業高校 ものづくり創造専攻科3人の2年生の善きことニュース

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善きことをした高校生達

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イラスト入りスマホスタンド100個製作 市に寄贈

三重県 四日市工業高校 ものづくり創造専攻科3人の2年生

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三重県立四日市工業高校は、2018年にものづくり創造専攻科を新設。生徒も、より高度な専門的知識とものづくりに関する幅広い技術・技能を持つ優秀なエンジニアとなるべく、日々学びに努めている。また、習得した成果を生かして地域との関わりを深めようと、さまざま活動を進めている。

今年の8月には、3人の2年生が地元四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のイラストが入ったスマホスタンドを作り、市に100個寄贈した。

修了研究の一環で、3人は日頃オンライン授業でも使っているスマートフォンを置くスタンドを作ることを決め、5月から製作をスタート。

スタンドは2枚のアクリル板を使用、CADでの設計、アクリル板のレーザー加工、絵柄は市の使用許可を得て、こにゅうどうくんが今秋開催予定だった「三重とこわか国体・大会」で野球、テニス、ゴルフをする3種類のイラストを専用プリンターで印刷し、仕上げた。

サイズは幅4.5センチ、奥行き5センチ、高さ5.5センチで、生徒は「アクリル板は機械で加工するとき熱で溶けてしまうので、テストを何回も繰り返した」「絵柄をプリントするとき、中心からずれないよう注意した」と笑顔で製作中の日々を振り返る。

市役所には3人で訪問。「喜んでもらえたらうれしい」とスタンドを詰めた箱を市の職員に手渡した。職員は「四日市のものづくりを支えていってください」と感謝と共に励ましの言葉を贈った。

生徒は、優れた技術の練磨には「精神」は不可欠のものであり、「精神」を有する技術は必ず、世の役に立つを意味する校訓「技術と精神(こころ)」を形にする、ものづくりに挑戦していきたいと力を込めた。
(2021年9月掲載)
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