高知県 幡多(はた)農業高校 園芸システム科3年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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ようこそ四万十市へ 自分たちで植えた花々でお出迎え

高知県 幡多(はた)農業高校 園芸システム科3年生のみなさん

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今年創立80周年を迎えた高知県立幡多農業高校。伝統の人間教育の一環として、ボランティア活動や地域交流活動への参加。校内外の清掃や環境美化に努め、公共心や道徳心を身につけた、豊かな心を持った生徒の育成に努めてきた。

生徒も期待に応え、生徒会による防犯ボランティアや、有志生徒によるコロナ差別や偏見を無くそうと訴えるシトラスリボンプロジェクトなど、多彩な活動を推進している。

園芸システム科の生徒たちも、春と秋に同校のある四万十市の「東の玄関口」国道56号などで花壇整備や花植え、歩道の清掃活動を実施している。

2002年、地元の「古津賀(こつか)国道花の会」が、「土佐の小京都」と呼ばれる同市を訪れる人々を気持ちよく出迎えようと始めた活動に、同科の生徒たちが賛同。以来、地元住民と共に参加してきた。

今年も6月に開催され、同科の3年生15人をはじめ、会のメンバーや市民約100人が参加。国道56号の中村大橋から国土交通省中村国道出張所までの約500mの両側や交差点付近に、生徒たちが丹精込めて育てたマリーゴールドやサルビア、ニチニチソウ、ジニアなどの花々約3000ポットを植えた。

梅雨の晴れ間の暑い中、約2時間の作業だっだが、生徒たちは色とりどりの花々をていねいな手つきで植え、市の玄関口を彩った。

生徒たちは「私たちが育て、地域の人々と植えた花々を、四万十市に訪れた観光客だけでなく市民にも見てもらいたい」と話し、今後も同科の活動として、快適な道づくり、街づくりのため続けていきたいと、力を込めた。
(2021年8月掲載)
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