長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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大提灯作りや火災予防啓発など「書」で地域貢献

長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん

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日本一長い校歌で知られる長野県諏訪清陵高校。1895年の創設以来、同校の生徒は地域との交流を深めてきた。書道部もその伝統を受け継ぎ、様々な地域貢献活動を展開してきた。

今年度の活動として、6月には4人の部員が、諏訪市大手町の並木通りに飾る大提灯(高さ3.2メートル、直径1.8メートル)作りの手伝いと、墨絵と文字を書き入れた。

部員たちは「並木通り大提灯保存会」の会員の指導を受けながら、大提灯の骨組みに和紙の貼付け作業を進めた。続いて大提灯に龍の絵を描き、4人が「保存会の皆さんが元気に提灯を作っているところを見て選んだ」という「意気軒昂」の4文字を一人一文字ずつ書き入れた。

部員たちの心を込めたパフォーマンスで仕上がった大提灯に、保存会の会員は「並木通りの大提灯に若い力と風が吹き込まれた。諏訪全体の盛り上がりに少しでも貢献できれば」と話していた。

11月には9人の部員が、秋の火災予防運動を前に諏訪消防署前で書道パフォーマンスを行った。消防署の依頼に応えたもので、部員たちは音楽に合わせて、大型懸垂幕(縦8メートル、横2メートル)に「火の用心」、大型看板(縦3メートル、横5メートル)には火を鎮火させる意味の「火乃要鎮」と、英語で「Make Sure Again」(もう一度確認して)とダイナミックな筆遣いで書き入れた。

消防署員は「力強い字、パフォーマンスだった。多くの人に見てもらい、火災予防啓発につながれば」と期待していた。
(2017年12月掲載)
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