長崎県 島原農業高校 食品加工部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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スープなそうめん「かぼちゃ」で開発 地元島原をアピール

長崎県 島原農業高校 食品加工部のみなさん

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長崎県立島原農業高校の食品加工部の生徒たちは、地場産業として350年の伝統を誇る「島原手延べそうめん」の知名度UPと産業としての活性化を目的に、2009年から地元の手延べ麺メーカーと「そうめんプロジェクト」をスタートさせた。翌年「スープなそうめんシリーズ」第1弾として「スープ生姜めん」を開発。その後「スープほうれん草めん」「スープにんじんめん」「スープカレーそうめん薬草麺」を商品化。すばやく茹で上がるそうめんの特質と、低カロリーで栄養価を考えたスープを組み合わせた健康志向の食品として高く評価され、第42回長崎県特産品新作展最優秀賞、第62回日本学校農業クラブ全国大会最優秀賞・農林水産大臣賞などを受賞した。

昨年、開発に2年をかけたシリーズ第5弾「スープなそうめん・かぼちゃ」を発売。事前に生徒たちは消費者に調査取材し、「量を増やしてほしい」「鍋で茹でるのではなく、カップ麺のようにお湯を注ぐだけの商品を」などの声を受け、そうめんをノンフライ製法で即席麺に仕上げた。麺の量も15g多い60gにし、スープは12種の候補から試食を重ね、かぼちゃを選択した。

昨年12月、長崎市内の百貨店で開催した販売会では、熱湯3分で出来上がる手軽さと、粉末のポタージュ風かぼちゃスープの優しい味が世代を超えて大好評。手応えを感じたという生徒たちは「かぼちゃとそうめんで島原をアピールし、全国に広げていきたい」と話していた。
(2016年2月掲載)
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