群馬県 桐生工業高校 染織デザイン部のみなさんの善きことニュース

日本一の学校情報JS日本の学校

家族に教えたい、教育情報がここにあります。

最近チェックした学校

日本の学校 > 高校を探す > 善きことをした高校生達 

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

廃棄繊維「耳」を再利用し、ふわふわ織物「みみふぁ」創作 特別賞受賞

群馬県 桐生工業高校 染織デザイン部のみなさん

写真
群馬県立桐生工業高校の染織デザイン部の部員4人が、『ジャパン・ハンドメイド・オブ・ザ・イヤー2025』(主催・日本ホビー協会)で、選考委員会特別賞を受賞した。

『ジャパン・ハンドメイド・オブ・ザ・イヤー』は、「ハンドメイド」の商品・サービス、作品、活動を対象としたコンテストで、今回、「織物業界の廃棄問題に着目し、新たな価値を創造した」「持続可能な社会の実現に向けた素晴らしい取り組み」と、絶賛された4人の作品は、織物の生産過程で切り落とされる「耳」部分を再利用し、ふわふわの織物として生まれ変わらせた「みみふぁ」。

2024年秋、4人は桐生市の業者から譲り受けた「耳」から、新たな織物を生み出そうと試行錯誤を重ねる中で、バッグの製作を思いついた。

4人は、色や素材が異なる「耳」を組み合わせ、多様なデザイン、多彩な風合いのショルダーバッグ6種を創作。2025年1月、同コンテストの個人・グループ部門の「高校生の部」に出品したところ、選考委員会より、桐生市の高校生たちがこのプロジェクトを主導している点が、未来のクリエイターの育成にもつながる意義深いポイントと、高く評価され、「一般の部」上位3賞に次ぐ賞として、今回特別に設けた「選考委員会特別賞」を授与されることになった。

選考委員からは、「「耳」を再利用するアイデアは、単なるアップサイクルにとどまらず、新たなデザインの可能性を広げた」「織物の伝統を継承しながら、新たな表現を生み出す姿勢が素晴らしい」と賛辞の言葉が贈られた。

4月17日、東京での授賞式で4人は、「自分たちが考えて作ったものが評価されてうれしい」と語り、「これからも、地域と共にある活動を頑張っていきたい」と力を込めた。
(2025年7月掲載)
下写真1下写真2

あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。

掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想ははこちらまで( webadmin@js-corp.co.jp )

高校のパンフレット請求

志望校が決まったら JS日本の塾