熊本県 津奈木町立津奈木小学校 全児童のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

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地元特産「サラダたまねぎ」 生産からネット通販まで実践 ビジネス学ぶ

熊本県 津奈木町立津奈木小学校 全児童のみなさん

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熊本県の津奈木町立津奈木小学校の児童が、地元特産の「サラダ玉ねぎ」の栽培から収穫、販売までを行う「アグリビジネスチャレンジ」という取組に挑戦している。販売まで行うようになったのは、2021年度から。

きっかけとなったのは、2020年のコロナ禍。それまで収穫したサラ玉は、被災地の小学校に贈ったり、給食などに使ったりしていたが、コロナで学校閉鎖などにより行き場を失った。サラダ玉ねぎを無駄にしないために、津奈木町役場から東京の通販会社に相談し、ネット販売をしたところ完売。購入者から学校に手紙が届くなど予想以上の反響に、この喜びを子どもたちにも体験してほしいと、津奈木町と通販会社が「児童の農業を通じたマーケティング学習に関する連携協定」を結び、本取組につながった。

2022年の3月から毎年5年生が通販会社のスタッフから「Webマーケティング」の授業を受け、ネット通販の仕組み、商品ページのキャッチコピーから写真撮影、紹介文などを制作している。

サラダ玉ねぎの栽培は、地元農家やJAの協力を得て、例年12月の苗植えから草取り、収穫、出荷まで児童みんなで実施。農薬や化学肥料をあまり使わず、健康にも環境にもやさしくおいしい安心・安全なサラ玉は、全国各地にファンがおり、毎年注文するリピーターも多いという。

4年目となる2025年は5月に全校児童で収穫を行った。出荷作業では、5、6年生がサラ玉のダンボール詰めを行い、サイズ混合の約5キロ入り300箱を用意。箱には2、3年生によるサラ玉などのかわいいイラストが描かれ、3、4年生が書いた手紙も同封する。

また今年度は地元住民にもPRしようと、初めてポスターを制作。絵を描いた児童は「おいしそうに見えるよう工夫した」と話し、みんなで作った特別なサラ玉を地元の人にも知ってほしいと願っていた。
(2025年6月掲載)
下写真1下写真2

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