岩手県 大槌町立吉里吉里(きりきり)学園中学部 9年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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自分たちで刈り取り、加工した「塩蔵ワカメ」を東京で販売 地元大槌町産をアピール

岩手県 大槌町立吉里吉里(きりきり)学園中学部 9年生のみなさん

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岩手県大槌町の小中一貫校「吉里吉里学園」では、小中一貫教育の柱として、「生きる力」や「ふるさと創生」を基盤とした特別の教育課程「ふるさと科」を創設。郷土愛を育む取り組みとして、郷土芸能伝承活動、地域産業体験活動や防災教育に力を入れている。

その一つが、中学部の生徒を対象にした大槌町特産のワカメ漁の体験授業。東日本大震災で養殖場が荒れた影響で、6年間中断したが、2017年2月に復活。生徒たちはワカメに関する事前学習を受けたのち、地元漁業関係者の支援を受け、吉里吉里漁港から漁船で養殖場に向かい、ワカメの刈り取り作業を実施。帰港後は集荷場で保護者と収穫したワカメを湯通しし、塩蔵作業を行った。さらに芯裂きや選別、袋詰めなどの一連の作業も生徒たちで取り組んだ。

復活当初は「三陸復興わかめ」の商品名で、修学旅行先の東京や地元で販売。大槌町に笑顔と元気を届けてきた。

2025年度も4月、9年生が東京への修学旅行での初日、銀座のいわて銀河プラザで塩蔵ワカメの販売会を開催した。「吉里吉里のわかめうまし」「このわかめ食べてみないと分かんめー」と生徒たちが考えた商品ラベルで、大槌町産塩蔵ワカメのおいしさをPR。プラザを訪れた客に、生徒たちは「いらっしゃいませ」と元気な声で呼びかけ、自分たちで製品化したことなどをアピールすると、「おいしそう」「頑張ってね」と多くの客が購入し、用意した200袋のうち175袋を販売。時間の関係で惜しくも完売できなかったが、生徒たちは「東京銀座でたくさんの人に岩手のワカメをPRできた」「地域の一員だと実感できた」と笑顔で話していた。
(2025年6月掲載)
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