岩手県 野田村立野田中学校 生徒会執行部のみなさんの善きことニュース

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3.11を忘れない 「震災の教訓」オンライン被災地交流会で次代への継承誓う

岩手県 野田村立野田中学校 生徒会執行部のみなさん

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2025年3月9日、地震被災地の中学生をつなぐオンライン被災地交流会が開催された。NPO法人が毎年開催しているもので、参加したのは、発生から14年目を迎えた東日本大地震の被災地、岩手県野田村立野田中学校と盛岡市立渋民中学校、阪神淡路大震災被災地の兵庫県西宮市立浜脇中学校と同市立山口中学校、能登半島地震被災地の石川県七尾市立中島中学校の生徒たち。

野田中学校からは生徒会執行部6人が出席。東日本大震災の発生当時は0歳かまだ生まれていなかったという生徒たちは、村の約3分の1に当たる515棟の住戸が被害を受け、37名の命が奪われたと被害状況を説明。村唯一の中学校の生徒として、当時の先輩たちが、村を元気づけるために掲げた「村の太陽になろう」という合言葉を胸に、日々生活していると話した。

震災の翌年から始めた「創作太鼓」は、震災で亡くなった人たちを偲び、心の復興を目的としたもので、基本の譜面はあるが「創作」の言葉通り、演奏や曲解説などの表現方法は自由という。

生徒たちは「先輩の演奏を手本にしつつも、太鼓をたたく意味や、何を伝えたいかなど、自分たちで話し合いながら決めている」とアピール。動画で練習の様子も紹介した。

今では演奏を通じて地域住民に元気を届けるだけでなく、被災地との交流やイベントへの出演など、活動の幅を広げている。

参加した6人は「被災地の中学生とつながり、復興への取り組みを知ることができて勉強になった」と話し、震災の記憶の風化が懸念される中、「3.11を忘れず、地域の人たちとの関わりを大切にすることで、震災の教訓の継承に取り組んでいく」と力強く話した。
(2025年4月掲載)
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