島根県 出雲工業高校 建築科3年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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市や企業と連携 発達障害のある人らが心しずめるカームダウンスペース 出雲空港に設置

島根県 出雲工業高校 建築科3年生のみなさん

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発達障害や知的障害、自閉症の人らが、人混みや騒音などでパニックになった時、気持ちを落ち着かせるためのブース「カームダウンスペース」が、2024年12月、島根県の出雲空港の2階に設置された。設計、製作したのは島根県立出雲工業高校建築科の6人の3年生。

「カームダウンスペース」は、2021年の東京五輪で新国立競技場などに設置されたのを機に、駅や空港など設置する施設が増えている。しかし、島根県内には設置施設がないことから、6人は、出雲空港に設置できないかと考え、課題研究の一環として同年6月から取り組みを始めた。

生徒たちは、出雲空港管理事務所に設置を打診。島根県や出雲市、島根県建具共同組合や多くの企業などから助言を受けるなどして設計を進めた。

約6ヶ月かけて完成した「カームダウンスペース」は、香りの良い出雲市産のヒノキを使った高さ2m、幅1・8m、奥行き1・2mの箱型で、利用者の気持ちが静まりくつろげるサイズにした。外観は、出雲大社の屋根をイメージし、入り口の扉は組子細工が施され、模様の間から光が入り、中を確認できる工夫も。室内にはイスが2脚、窓には調光パネルが取り付けられ、外から見られないようボタン操作で不透明にできる。天井には雲の形の板を配置。雲からこぼれる光や影を見て出雲を感じ、落ち着いてほしいと考えた。

生徒たちが、なごむ、などの意味がある「和」と「出雲」から「和雲(なごも)」と命名。すでに使った利用者からは、良い取り組みだ、木の香りが良いなどの声が寄せられている。利用者の声を聞き、生徒らは、「障害をお持ちの方も気兼ねなく空港を利用できるようになれば」「多くの苦労があったが作ってよかった」と、話した。指導した三好科長は、「カームダウンがこれを機に普及し、必要とされている方々の元に届いてほしい。生徒は、良く調べ、主体的に研究してくれた。これから、社会に出ていく中でこの経験を自信に変えてほしい」と話した。
(2025年1月掲載)
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