岡山県 総社高校 家政科3年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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飲食店とコラボ 新メニュー商品化 岡山の食材使用し、地域貢献

岡山県 総社高校 家政科3年生のみなさん

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開校105年を超える岡山県立総社高等学校。社会貢献活動に力を入れており、2024年度には、家政科の3年生が岡山県特産の食材を使った新メニューを考案した。

県内や四国地方に店舗を構える飲食業者からの依頼に、同科3年生有志7人が応えた。

同社では、香川県の店舗が地元高校生が養殖した魚を料理に使うなど、高校生とコラボした活動を展開。総社店も高校生との取り組みを検討する中で、多くの料理コンテストで入賞経験のある同科に声をかけた。

7人は2チームに分かれて6月末から活動を開始。桃太郎トマトや黄ニラ、赤米など、総社市や県特産の食材を活かしたギョーザとシューマイの開発を目指した。

調理方法や味付けなど試行錯誤しながら試作を重ね、7月末に新メニュー「えびはんぺんの岡山ぷりぷり蒸しギョーザ」と「吉備の国赤米シューマイ」を完成させた。

ギョーザは、えびとはんぺん、黄ニラの種を皮で包み、ソースには「桃太郎トマト」を使ってほどよい辛味と酸味を感じる味わいに仕上げた。

生徒がこだわったのは手作りの皮。小麦のでんぷん「浮き粉」を使うことで「ぷるぷるとした食感が楽しめる」という。

具の表面に市伝統の赤米と市産のもち米をまぶしたシューマイは、市特産のセロリを入れた和風あん、白桃を使った甘酢あんをかけて食べる。岡山の魅力を存分に味わえるメニューに。

8月1日、同店の調理課長ら5人を同校に招き、試食会を開催。「店に出せるおいしさ」とのプロの評価に、緊張していた7人は笑顔に。

同社では店舗での試作やレシピの確認をした後、今秋中にも総社店を含む3店舗で提供される予定だ。
(2024年9月掲載)
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