北海道 伊達開来(だてかいき)高校 ボランティア局のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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増える自転車盗難 被害にあわないよう、駅で呼びかけ

北海道 伊達開来(だてかいき)高校 ボランティア局のみなさん

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コロナ禍により減少傾向にあった自転車盗難が、行動制限が解除された2023年5月以降、急増しているという。北海道警察によると、2023年7月に公表した同年上半期の犯罪傾向で、自転車窃盗は1719件と前年比556件(約48%)も増加した。また北海道警察の2023年度版「北斗の安全」によると、窃盗犯のうち、自転車盗が約3割、中でも無施錠の被害が5割以上、小・中・高生、大学・専門学生の被害が約6割を占めた。

北海道伊達開来高等学校のある伊達市の伊達警察署管内でも、2023年の自転車盗難は前年より10件多い16件だった。こうした状況の中、被害者を一人でも減らしたいと啓発活動に取り組んでいるのが、同校ボランティア局の生徒たちだ。

2024年も、4月26日に伊達署、伊達地方防犯協会連合会と協力。JR伊達紋別駅前で、自転車盗難の被害者にならないよう呼びかける啓発活動を行った。

当日は生徒ら25人が参加。駅駐輪場で自転車の盗難被害防止のための防犯診断を実施し、鍵はかかっているか、防犯登録はついているかなどの項目をチェック。持ち主に被害者にならないよう「自転車防犯診断カード」を自転車に取り付けた。

駅前では通行する市民に、鍵を二つかける「ツーロック」を促す啓発グッズなどを配り、急いでいる時でも施錠、短時間でも自転車から離れる時は鍵かけよう、などと呼びかけた。

伊達署によると、例年夏場にかけて自転車盗が多発するといい、また警視庁によると、2021年の自転車被害発生件数のうち約5割が、住宅敷地内だったという。

生徒たちは、どんな時も油断せずに、しっかり鍵をかけようと訴えていた。
(2024年5月掲載)
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