群馬県 太田高校 應援團のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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能登半島地震被災地応援の募金活動 復興願い市民も協力

群馬県 太田高校 應援團のみなさん

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創立以来およそ130年の歴史を誇る群馬県立太田高等学校。「文武両道」「質実剛健」の校風のもと、生徒たちは「夢は大きく、志は高く」を合い言葉に、「ひたむきさ たくましさ しなやかさ」を兼ね備えた人間性豊かな人材となるべく、学びに部活に励んでいる。

1964年、11人の生徒によって開設された應援團(おうえんだん)も、野球部の試合での応援活動はもちろん、地域のイベントなどに出演。日本の応援文化の真髄を取り入れた独自の応援形式で、多くの人々の心を鼓舞してきた。また、ボランティア活動にも熱心に取り組んでおり、例年12月、東武鉄道太田駅で実施する「歳末助け合い募金」は、50年以上続く伝統的活動で、毎回、市民や乗降客から託された浄財は、太田市福祉協議会に寄付している。

2024年の元日に起きた『能登半島地震』においても、被災された人々を応援しようと、すぐに立ち上がった。1月25、26日の両日、應援團の自主的取り組みとして校内と「歳末助け合い募金」と同じ東武鉄道太田駅入口周辺で、被災者支援の募金活動を行った。

今回の活動には団員5人と有志生徒2人が参加。「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」と書かれた募金箱を掲げ、駅利用者などに協力を呼びかけた。

団員らの支援を促す声に多くの市民が足を止め、被災地の1日も早い復興を願って次々と寄付していた。

被災地で辛い思いをしている人々を助けようという、群馬の市民や同校生徒の優しさ、温かさに触れることができたと感謝する団員たち。後日、災害義援金として送金した募金約12万円が、被災者の不便解消に少しでも役に立ってくれればと、願っていた。
(2024年3月掲載)
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