島根県 江津工業高校 建築・電気科のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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萩・石見空港開港30周年記念 未来へ繋ぐ機体形バトン、アクリルコースター制作

島根県 江津工業高校 建築・電気科のみなさん

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島根県立江津工業高校は、地域の大切な公共交通機関である萩・石見空港が、2023年7月に開港30周年を迎えるのに関連して様々な教育活動を進めてきた。地歴・公民科では、萩・石見空港を教材とした探究学習、建築・電気科では、課題研究の授業で電気コースの生徒がジオラマを作成。また、建築コースでは、6人の生徒が7月2日に同空港で開催された開港30周年記念式典に合わせて、木製の機体形バトン10機とアクリル製のコースター約700枚を制作した。

機体形バトンは、同空港に就航しているANA(R)のボーイング737型機をモチーフにデザイン(長さ48センチ、幅40センチ)。式典の中で、来賓から小学生に機体形バトンとして手渡され、空港発展のバトンが未来を担う子供たちに繋がれた。



またコースターは、SDGsとアフターコロナに向けてみんなで力を合わせて前進していくことをコンセプトに、式典当日、萩・石見―羽田線利用客などに記念品としてプレゼントされた。材料は、江津、益田市内の事業所などから寄贈された飛沫防止用のアクリル板を再利用。30周年記念のロゴを中央に配置し、ボーイング737型機が力強く離陸する姿を表現。コースターには1年生が国語科の授業で書いたメッセージを添えるとともに、パッケージの水引の三輪の叶結は、青色で飛行機の形を示しており、家庭科の授業で制作した。また、水引の制作は益田養護学校、益田高校、益田翔陽高校の生徒も協力した。レーザー加工機でコースターを制作した生徒は、開港30周年記念という節目に協力できてよかったといい、「たった1枚のアクリル板から、ここまで作れる工業高校の技を知るきっかけになればうれしい」と話していた。
(2023年8月掲載)
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