山梨県 北杜高校 総合情報ビジネス系列2年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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地域の事業者と協力 地元食材使った新商品、多彩に開発

山梨県 北杜高校 総合情報ビジネス系列2年生のみなさん

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山梨県立北杜高等学校は、2018年度から北杜市と連携し、同市の『食と農』を活かした住み続けられるまちづくり推進プロジェクトをスタートさせた。活動の柱は、総合情報ビジネス系列の生徒と市内の事業者が協力し、地元食材を使った新商品を開発、販売する地域ブランド『食杜北杜』の実践的取り組みだ。

『食杜北杜』は、県屈指の農業地帯北杜市の多彩な農産物を使い、高校生の柔軟な発想力と、事業者のプロの技で地域活性化につながる新商品を創出するもので、これまでに60種を越える新商品を誕生させてきた。

5年目の2022年度は、県内で同市が収穫量1位の「大豆」と「そば」をテーマに、2年生約30名が6つの事業者と新商品づくりに挑戦した。

生徒たちは各事業者ごとに6班に分かれ、昨年9月から開発に着手。北杜市の魅力や大豆、そばについて学習し、事業者と試作を重ね、商品名やパッケージデザインも手がけた。

今年1月に完成した新商品は、大豆を加えたグリーンカレー、そばと大豆を使った新感覚のソーセージ、大豆の美味しさをビンに詰めたスプレット、きな粉を焼き皮生地に混ぜ込み、求肥を包んだ和菓子など全8種類。北杜を愛する生徒たちの発想を生かし、味も見た目も楽しめる商品となった。

3月16〜18日に行われた白州町の道の駅での販売会では、各班の生徒たちが店頭に立ち、来場者に商品の魅力をアピール。午前中に完売する商品もあり、生徒たちは手応えを感じた様子だった。

『食杜北杜』は、SDGsの開発目標達成に向けた取り組みでもあり、生徒たちは今後も北杜市の魅力を発信する商品を考案し、住み続けられるまちづくり実現を目指すと力を込めた。
(2023年5月掲載)
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