岩手県 大槌高校 1年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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震災伝承にQRコード 大槌町の課題解決アイデア発表会で提案

岩手県 大槌高校 1年生のみなさん

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2023年2月23日、岩手県立大槌高等学校の1、2年生(現2、3年生)が、大槌町文化交流センターで探究的な学びの成果を発表する「大高生の“大槌(ハンマー)”、聴きに来てけでさフェスタ!」を開催した。

1年生59名は6班に分かれ、大槌町議会から与えられた「大槌の資源を活かし、地域経済の好循環を図るための施策を考えよ」「三陸鉄道の利用者数増加に向けた施策を考えよ」など6つのテーマの解決策を考えるプロジェクトに取り組んだ。

各班は、大船渡市や宮古市などの自治体や施設でのフィールドワークなどでの学びを生かし、実現可能性のある解決策を発表した。

「震災の体験を風化させず、次世代に継承するための施策を考えよ」を選んだ班は、取材で訪問した陸前高田市での震災伝承に関する取り組みへの取材など調査、研究を進め、解決へのアイデアとして「見えない震災遺構〜QRコードで伝え、残す〜」を提案した。

東日本大震災から12年が経ち、減少する震災遺構を何かしらの形で残していきたいとの思いから、被災した建物があった場所にQRコードを設け、スマホで読み込めば当時の様子が伝わる方法を考えたという生徒たち。津波の高さがわかるように立体的に絵が飛び出したり、ボタンを押すと体験者の声が聞ける機能を盛り込んだ「五感で伝える仕掛け絵本」も提案。震災を知らない、覚えていない世代も、スマホで映像を見たり、絵本を読むことで、震災について分かりやすく知ることができるのではと話す。

生徒たちは、家族から震災について聞いたり、語部などが伝承する集会などにも参加して、自分たちのアイデアが実現できるよう努めたいと、意欲をみせていた。
(2023年4月掲載)
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