長崎県 島原翔南高校 翔南ジャーチームのみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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スイーツで世界ジオパーク島原半島の魅力表現 最優秀賞受賞

長崎県 島原翔南高校 翔南ジャーチームのみなさん

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2005年、2つの長崎県立高校が統合し開校した島原翔南高等学校。自ら提案・参加し、企画を実現する力・発信する力を身につけ、故郷を愛し、友人と共に郷土の発展に貢献する生徒の育成を目標としている。生徒も日々の学校生活の中で、地域に役立ちたいとの思いを込めた活動を展開。今年の秋には『島原半島高校生ジオスイーツコンテスト』で、3年生3人のチーム『翔南ジャー』が創作した『平成新山マフィン』が最優秀賞を受賞した。

今回のコンテストは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパークに登録された島原半島の認知度を高めようと、島原半島観光連盟が初めて開催したもので、同校から2チーム、県立島原商業高校から3チームが出場した。

食材として半島産のニンジン、ショウガ、薩摩芋のいずれかを使うことが条件で、各チームともコンテスト当日、考案したスイーツを会場に持参。審査員へ開発過程やジオスイーツとしての特徴などを説明する他、見た目や技術、味覚など5項目の審査を受けた。

3人が開発した『平成新山マフィン』は、すりおろしたニンジンを使ったマフィンに、ごまを合わせて甘みを出し、クルミとチョコをトッピングして、切り立った平成新山と山肌を表現した。今後地元菓子店で商品化され、販売される他、ジオサイトをめぐる旅行者に来訪記念として配布されることになっている。

「ふるさとの役に立ちたいと思った」と話す3人は、このジオスイーツをたくさんの人に食べてもらい、島原半島のジオの恵みと魅力を感じてほしいと願っていた。
(2022年12月掲載)
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