北海道 旭川農業高校 食品科学科中華まん研究班のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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地元食材で開発の中華まん 介護食品「スマイルケア食」に認定

北海道 旭川農業高校 食品科学科中華まん研究班のみなさん

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北海道旭川市のご当地グルメに「あったか旭川まん」がある。2010年、旧旭川村の開村120周年記念事業として開発された中華まんで、現在6社2校が商品化した約20種類が発売されている。

その中で、旭川農業高校の生徒が開発した「あったか旭川まん」『あさひかわ菜っ葉3姉妹』の3商品が、2021年12月、農林水産省が整備した介護食品の新たな枠組み「スマイルケア食」の青マークに認定された。

この青マークは、高齢者や要介護認定を受けている方が無理なく手軽に栄養補給でき、製品100グラムあたり100キロカロリー以上、たんぱく質8.1g以上が摂取できる食品として認められたもの。

今回認定された『あさひかわ菜っ葉3姉妹』3商品は、食品科学科中華まん研究班が2018年に開発。あんには、道などが認証する「北のクリーン農産物(YES!clean)表示制度」認定の旭川産の小松菜、タアサイ、チンゲンサイの3種の野菜を、それぞれ個別に旭高砂牛と合わせて中華風の味付けにした。菜っ葉3姉妹には長女こまちゃん、次女たあちゃん、三女ちーちゃんの名前がつけられている。

「北海道の高校で最初に認定されたことをアピールしたい」と話す同班の生徒たち。当初は1月25日の「あったか旭川まんの日」に認定デビューの販売会を行う予定だったが、新型コロナ感染拡大のため中止に。そこで生徒たちは、高齢者施設や近隣の小学校での給食の時間に試食してもらい、より食べやすく、より美味しく、栄養面でも効果の高い商品にしていくといい、栄養補給が必要な人向けの食品「スマイルケア食」のPR活動も続けていきたいと意欲を見せていた。
(2022年2月掲載)
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