栃木県 大田原市立金田北中学校 生徒のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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みそはぎロードや公民館を清掃 伝統の地域貢献活動

栃木県 大田原市立金田北中学校 生徒のみなさん

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大田原市立金田北中学校は、伝統行事として「地域貢献活動」を展開している。生徒は小滝、中田原、五宇、練貫の4地区に分かれ、それぞれ公民館清掃、生き物調査、ゴミ拾いなどを行い、地域の人々と交流することで社会性を育み、地域の一員であることの意識を高めている。

中田原地区を担当する生徒たちは、大田原市の花の名所、巻川沿いの「みそはぎロード」の整備を担当している。

「みそはぎロード」は、巻川の両岸に舗装道路が整備されたのを機に、住民らでつくる「みそはぎ会」の代表が2007年、地域に憩いの場を作ろうとミソハギを植栽したのが始まり。現在は、上深田橋から一里塚橋までの両岸約260m区間の土手に10万本のミソハギの他、シバザクラやイワダレソウが植栽され、夏の開花期には市内外から多くの観光客が訪れる。

同校の生徒たちは、3年ほど前から同会や地域住民と協力しながら、ミソハギの手入れや「みそはぎロード」の清掃、整備、道にはみ出したミソハギの除去などを行っている。

今年10月には1〜3年生約35人が、地域住民約25人と共に枯れたミソハギの刈り取り作業を実施した。草刈り機で枯れた茎を刈り取り、束にまとめて軽トラックに積み込んだ。

みそはぎ会の会員は「生徒さんたちが地域の環境美化に共に取り組んでくれてうれしい」と感謝。生徒は「これからも地域のために活動していきたい」「来年もきれいな花を咲かせ、多くの人の目を楽しませてほしい」と話していた。

11月、みそはぎロード整備に活躍する生徒たちへのお礼として、地域住民から学校の環境整備に使ってと、竹箒30本が贈られた。
(2021年12月掲載)
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