佐賀県 牛津高校 家庭クラブのみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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安全に遊べる森林公園に トゲのあるメリケントキンソウを除草

佐賀県 牛津高校 家庭クラブのみなさん

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1963年開校の佐賀県立牛津高校。生徒たちは、校訓「清純・知性・友愛」の教えのもと、家庭クラブとして、最寄駅のJR牛津駅とその周辺などでの清掃活動や福祉施設訪問、一人暮らしの高齢者への給食サービスのお弁当に掛ける「掛け紙」作りや季節のお便り、敬老の日やクリスマスにプレゼントを贈る活動など、地域社会に奉仕する活動を実践している。

今年5月には、開校記念行事における家庭クラブ活動として、全校生徒と教職員約400人が参加し、県立森林公園で外来植物「メリケントキンソウ」の除草を行った。

メリケントキンソウは南米原産のキク科の植物で、高さは5センチ程度。地面にはうように生え、4〜5月ごろ結実して種子の先端に25〜40本、長さ2〜3ミリのトゲができる。6月にかけてトゲが鋭くなるため、公園を裸足で遊ぶ子どもたちや散歩中の犬の足にトゲが刺さり、ケガをする恐れがあるため全国の公園で問題となっている。

「メリケントキンソウの量が多く、驚いた。チクチクして危ない」という生徒たちは、子どもたちなど公園の利用者が安心して過ごせるようにと、手作業で次々と引き抜いていった。公園を管理する職員は「この植物の上を歩くと、トゲが種ごと靴の裏に刺さり、違う場所に種が運ばれどんどん広がる」と話し、生徒たちの除草活動に感謝。家庭クラブの役員は「地域の課題を知ることができた。今後もこの活動を続け、安心して遊べる公園づくりへ手助けしていきたい」と力を込めた。
(2021年6月掲載)
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