奈良県 奈良女子大学附属中等教育学校 脱使い捨てプラスチック委員会のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

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脱使い捨てプラスチック 校内にウォーターサーバー設置提案

奈良県 奈良女子大学附属中等教育学校 脱使い捨てプラスチック委員会のみなさん

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近年、海洋プラスチック汚染の深刻化など、プラスチックごみ問題が世界の緊急課題になっている。この問題解決に少しでも力になろうと、国立大学法人奈良女子大学附属中等教育学校の2年生有志37人が「脱使い捨てプラスチック委員会」を結成した。

きっかけは、1年生の時に「道徳」の授業で海洋プラスチックについて学んだことから。世界中の海の漂流物の多くがプラスチックごみで、環境だけでなく、海洋生物の命や人体にも悪影響を及ぼしているという。

委員会では、自分たちで考えたいくつかの課題解決策別に班に分かれて活動している。そのうちのウォータ―サーバー班が、今年1月、メンバーが調査したところ、一定数の生徒が校内の自動販売機でペットボトル飲料を購入し、自分の水筒に補充していることがわかった。そこで、2年生全員にアンケートを実施。1人あたり1週間に平均1・2本のペットボトルを使っていた。これを全校生徒(720人)で換算すると1週間で約864本、1カ月約3450本、1年では約4万1000本にも。その多さにメンバーはペットボトル使用量の削減を図ろうと、ウォーターサーバー設置を企画。すでに設置している他校をリサーチした結果や、製品比較などをまとめた提案書を作成し、学校に提出。学校側も委員会の提案を認め、9月下旬、2年生の教室前に試験設置した。「冷たくておいしい」「水分補給にいい」と生徒からも好評という。

メンバーは、これを機に全校にマイボトル普及と共に脱使い捨てプラスチックへの意識向上を訴えたいと話し、「みんなに問題を知ってもらい、自分のこととして考えてもらえる活動をしていく」と意欲を見せていた。
(2020年11月掲載)
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