東京都 狛江市立狛江第三中学校 全生徒のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

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被災地応援の「銀杏募金」 29回目は千葉に贈る

東京都 狛江市立狛江第三中学校 全生徒のみなさん

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1991年、狛江市立狛江第三中学校の「銀杏(ぎんなん)募金」がスタートした。前年の長崎県雲仙・普賢岳噴火の被災地支援がきっかけ。当初は生徒会が募金を呼び掛ける計画だったが、「小遣いから募金するのはいいが、元は親が働いて得たお金。自分たちにもできる方法は無いか」との意見が出、正門付近のイチョウの銀杏を拾い集め、11月の狛江市民まつりで募金に応じてくれた人に、返礼品として贈ることになった。そして、集まった義援金を贈る被災地の選定も、生徒たちが行っている。2017年は熊本地震、18年は九州北部地震、19年は北海道胆振東部地震の被災地に、29回目の昨年は、複数の台風で大きな被害を受けた千葉県に決まった。

10月初旬から毎朝生徒と教職員が銀杏集めを開始。10月下旬の1週間、全生徒が参加して銀杏集め、皮むき、洗い、干す、袋詰する「銀杏作業」を実施。今回は1袋に75グラムずつ詰め、540袋を用意し、市民まつりで募金協力を呼び掛けると、伝統の活動を多くの市民が知っており、「頑張ってね」と生徒に声を掛けながら寄付していた。

12月24日、生徒の代表4人が市役所を訪れ、善意の義援金15万5247円を委託した。

長年の活動が認められ、ソロプチミスト日本財団の「学生ボランティア賞」を受賞した「銀杏募金」。生徒たちは、30回目となる今年も「困っている人を助けたいという気持ちで、頑張りたい」と意気込んでいる。
(2020年2月掲載)
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