長野県 松川高校 ボランティア部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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被災地石巻市を訪問 リンゴとミツロウキャンドルで笑顔の交流

長野県 松川高校 ボランティア部のみなさん

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東北や熊本などの被災地支援や国際社会への貢献など、年50回以上活動を行い「ボランティア・スピリット・アワード」を受賞した長野県松川高等学校ボランティア部。中でも、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市への支援活動は今年で8年目となる。3月11日には「追悼セレモニー」を開催。数年前からは石巻市のハマナスの花と松川町産のリンゴで作るジャムやクッキー、ゼリーを開発。「はまりんシスターズ」シリーズとして町内のイベントなどで販売し、収益を復興支援に役立ててきた。

また、同部の部員たちは毎年2回ほど同市を訪れ、松川町産のリンゴや震災由来のペチュニアの花を石巻市女川町の小中学や宮城県水産高校さらに被災者に贈り、交流を深めてきた。昨年12月にも部員4人が松川町役場職員と約700sのフジ、シナノゴールドなどのりんごを積んで同市や福島県浪江町を訪問。生徒が鎮魂の想いを込めてミツロウとハマナスで「はまりんキャンドル」作りのワークショップも石巻市の住民と一緒に行った。

部員たちは、震災で本殿などが被災し、現在再建が進む同市日和山の鹿島御児神社に参拝。日和山公園や復興祈念公園を眺めながら、同神社の神職から津波と延焼で400名の方々が犠牲になった南浜地区の復興状況や支援のあり方などの説明を受けた。交流を重ねることで被災地の現状を学んで来たという部員たちは「松川のリンゴを食べて元気になってもらえたら」と願っていた。
(2019年1月掲載)
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