山形県 村山産業高校 ビジネス部商業研究班のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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佐藤錦のクッキー商品化 山形県産農産物を全国へ

山形県 村山産業高校 ビジネス部商業研究班のみなさん

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山形県の地域産業振興に貢献する専門高校として、郷土を誇りに思い、社会貢献を通して自己実現を目指す人材の育成を図る県立村山産業高校。酒米の栽培から新たな純米吟醸酒の開発までを全学科の生徒が携わる「酒米プロジェクト」など、地域の活性化に貢献する特産品作りに取り組んでいる。

今年6月にはビジネス部商業研究班の4人の生徒たちが、山形市で開催された「日本一さくらんぼ祭り」の「山形みやげ 高校生スイーツコンテスト」に挑戦した。今年のテーマは「山形から全国へ、山形ならではの特別なお土産」で、4人は道の駅や観光地での販売を想定。県産の「つや姫」の米粉を使ったクッキーの生地を山形県の形にし、生地の上には県特産のサクランボ佐藤錦のピューレを載せた「桜桃の大地」を出品。一目で同県の土産品と分かるデザイン、米粉を使い軽い食感とサクランボの爽やかな風味が評価され、最高賞の「県知事賞」を受賞した。

9月、県産農産物を使った土産品の拡大に向け、高校生が考案した菓子のPRに取り組む県などの支援を受けて、上山市の菓子製造・販売会社で商品化され、同社の店舗で試験販売された。サクランボをあしらったパッケージの原案も生徒が考えた。

販売当日は4人も店頭に立ち、来店者に声かけすると「おいしそう」と多くの客が購入していた。生徒たちは「高校生が考えたスイーツが、山形や県産サクランボの魅力向上と全国にアピールする力になれば」と話していた。
(2018年9月掲載)
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