東京都 荒川区立南千住第二中学校 レスキュー部のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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地域の安全を守る防災リーダー 住民と深い絆

東京都 荒川区立南千住第二中学校 レスキュー部のみなさん

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荒川区立南千住第二中学校では、2012年に「災害時に貢献できる中学生の育成」を目的に「レスキュー部」を創設。全校生徒の約70%が部員となり地域の防災活動に取り組んでいる。毎年夏休みには同校で防災訓練を開催。消防署や日本赤十字社の協力で避難所の設営、D級ポンプ操作、救命講習受講、炊き出し、高齢者避難誘導を実施。さらに「地域貢献」を柱に、地域主催の防災訓練や行事への参加、防災マップ作りなどを行っている。

13年からは災害時に支援を必要とする人と顔見知りになる「絆ネットワーク」をスタート。登録した高齢者宅などに安否確認をかねて毎月部員たちが訪問し、学校だよりや行事案内などを手渡しながら会話を楽しみ、絆を深めている。

14年からは近隣の保育園と連携して園児の避難誘導訓練も実施。部員が園児の手を引いて同校まで誘導し、触れ合いの時間を楽しみ、保育園に送り届ける活動だ。

これらの活動で「防災まちづくり大賞」の日本防火・防災協会長賞など、数々の賞を受賞。「部員たちの活躍で、全校生徒の防災意識も高まり、地域に貢献しようとする心も育ってきている」という。

15年には部内により高度な防災の専門的知識や技能の習得を目的に「スーパーレスキュー部」を設立。「災害時に、率先してみんなを安全に導ける大人になれれば」と話す部員たち。同校の「心が育つ防災教育」が確実に根付いている証拠といえるだろう。
(2016年10月掲載)
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