京都府 立命館宇治高校 インターアクトクラブのみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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熊本地震で被害 南阿蘇鉄道支援のDVD 文化祭で販売

京都府 立命館宇治高校 インターアクトクラブのみなさん

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立命館宇治高校のインターアクトクラブ(国際委員会と放送部)の生徒たちが、今年9月の興風祭(文化祭)で、熊本地震被災地の益城町や南阿蘇鉄道(南鉄)の支援を目的として、地元の特産品やグッズを販売した。

生徒たちは夏休みに益城町を訪問したのに続いて、熊本学園大学付属高校の生徒たちと情報交換した他、南鉄の関係者と交流し、支援活動の第一歩を踏み出した。

そして、自分たちにできる支援活動を検討。文化祭で、最も被害の大きかった益城町の物産など熊本の特産品や、住民の足となっている南鉄のグッズを販売し、収益を全額寄付することに決めた。

南鉄は、1985年、地元の熱意によって旧国鉄高森線から第三セクター「南阿蘇鉄道」として誕生。阿蘇地域には無くてはならない鉄道として運営されてきた。しかし今回の地震で全線17.7kmのうち10.7kmが不通となっており、一日も早い復興を支援しようと、元国鉄マンが自分たちで撮影した旧国鉄時代のSLの雄姿や駅舎、沿線風景などを編集・収録したDVDを販売し、売上金を南鉄に寄付している。

この活動を知った生徒たちは「自分たちも鉄道で通学している。他人事ではない」と話し、文化祭では南鉄の現状を紹介するパネル展示も実施。DVDや復興グッズの購入を同校の生徒や来場者に呼び掛けた。

生徒たちは継続的な支援を行うとしており、地域や企業とのコラボなど多彩な活動を提案・実施していきたいと話している。
(2016年10月掲載)
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