長野県 上松町立上松小学校 5年生のみなさんの善きことニュース

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善きことをした小学生・中学生達

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浦島太郎伝説を基に劇を創作 町民から大きな拍手

長野県 上松町立上松小学校 5年生のみなさん

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上松町立上松小学校の児童は、「敬老の日」にお年寄りに絵手紙を送る活動や、観光客向けに町を紹介するパンフレットの制作など、ふるさと上松町を愛する子どもたちだ。

5年生の児童たちは、町に伝わる「浦島太郎伝説」を基にした劇を創作。高齢者施設などで上演してきた。創作のきっかけは4年生のとき。総合的な学習の時間で上松町について調査したなかで、竜宮城から戻った太郎が諸国を旅したのち、玉手箱を開けたという伝説が残る町の名勝「寝覚の床」に着目。この伝説を広く伝え、後世に残そうと自分たちで劇を創ることにした。台本、音楽、背景などもみんなで考え、約30分のストーリーにまとめた。これまで福祉施設や保育園などで上演。観客の反応をみながら少しずつ手直ししてきた。

今年7月には、町内のデイサービスセンター「あい愛ケアセンター」で約50人の利用者を前に公演。児童たちの見事な演技に、利用者からは「楽しみにしていた。みんないい出来だった」と絶賛。指導した教諭も「公演を重ねるごとに上達し、今回はセリフもうまく言え、口を出す必要がなかった」と高評価を与えていた。

最後に子どもたちは、今回の活動を通して町の伝説を学んだことで「上松町がますます好きになった」「これからも町の魅力を伝えていきたい」と決意を述べる。

なお、今回の公演で5回目となり、一区切りという子どもたちだが、要望があれば、また上演したいと笑顔で話していた。
(2016年8月掲載)
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