静岡県　下田市立下田小学校　４年生（現５年生）のみなさんの善きことニュース

下田市立下田小学校では、１８７３年の創立以来、地域貢献活動に力を入れている。今年３月には４年生約４０人が、学校近くの交差点で、ドライバーにお守りを配り交通安全を訴えた。

この活動は、防災や交通安全などを学ぶ総合的な学習の時間の一環で、お守りは児童たちが一人４個ずつ手作りした。

当日は児童に加え、下田警察署交通安全指導員と署員の６人が参加。安全運転の標語が書かれたのぼりを持った子供たちは、赤信号で停車したドライバーに、「飲酒運転はやめよう」「信号を守って」など、一人ひとりの思いを込めた手製のお守りを手渡した。

お守りはラミネート加工し、フロントガラスなどに貼れるよう吸盤が取り付けられている。お守りを受け取ったドライバーは「ありがとう」「がんばってね」などと児童たちに声を掛け、早速車内に貼付ける人も。

下田署の関係者は「大人より子供たちが交通安全を呼び掛ける方が、説得力があるようだ」と話す。また児童たちは「お守りを見て安全運転を思い出してほしい」「呼び掛けた私たちがルールを守らなくては」と話していた。