佐賀県 佐賀農業高校 農業科学科のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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規格外・裂果した実を使い、飲む果物酢「佐農っす」商品化

佐賀県 佐賀農業高校 農業科学科のみなさん

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佐賀県立佐賀農業高校では、同校の品質の良い農産物(スイートコーン、大粒のブドウ種「藤稔(ふじみのり)」、メロン、トマトなど)を「さのみのり」ブランドで販売、さらに「藤稔(ふじみのり)」の中で、房の平均糖度18度、1粒27グラム以上の実だけを選び箱詰めした高級品「一粒萄(ひとつぶどう)」を商標登録するなど、6次産業化を目指している。

2013年からは、農業科学科の生徒らが同校産の「藤稔」と「さがほのか」を使った飲む果物酢「佐農っす」の開発・商品化を進めている。藤稔は裂果(実が割れる)したもの、さがほのかは規格外の商品にならない実を活用した。

生徒たちは佐賀市の酢製造会社の協力を得て、「飲むブドウ酢」「飲むイチゴ酢」(各200ml入り)を試作し、学校直売所「サノンマルシェ」や近隣市町の道の駅、農産物直売所などで1本500円〜600円で販売。3〜5倍の水で割って飲むと、スッキリした甘味、優しい酸味で、子どもからも「おいしい」と大好評だった。

2015年度、生徒たちは道の駅などで「佐農っす」の評判を調査。店舗からは顧客の反応も良く、「本数を増やしてほしい」との要望もあり、14年度を上回る数を製造。昨年11月の文化祭「佐農祭」では、ブドウ酢だけで120本を売り上げたという。

生徒たちは、今後も地域農業の活性化に向けて、農産物の高品質化、新たな6次化製品の開発に力を入れたいと話していた。
(2016年1月掲載)
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