北海道 更別農業高校 スクールプロジェクト加工分会Aのみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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生産量日本一の「大手亡」豆ジャム開発 新たな村の特産品に

北海道 更別農業高校 スクールプロジェクト加工分会Aのみなさん

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北海道更別農業高校では、2・3年生が草花班、畜産班、作物班など10の分会にわかれて地域に根ざした課題を設け、特色ある活動計画を推進する「スクールプロジェクト」を実施している。

加工分会A班の生徒たちは今年度の課題を「大手亡(おおてぼう)プロジェクト〜更別村特産品開発〜」に設定。大手亡とは白インゲン豆のことで、同校のある更別村は作付面積、生産量ともに日本一を誇るが全国的な認知度はまだまだだ。そこで同班では、今年4月から白あんや煮物に使う以外の大手亡の新たな商品開発に取り組んで来た。そして地元金融機関や役場、パン工房や洋菓子店の協力を得て「大手亡コンフィチュール(ジャム)」を開発・商品化した。大手亡をゆでた後にこし、牛乳やラム酒等を加えた。10月に開催された「さらべつ大収穫祭」で初めて販売し、豆の舌ざわりが楽しめるこだわりの味が「おいしい」と大好評。生徒たちのこだわりは、商品名にも。プロのデザイナーの助言から“白い大手亡”のイメージを生かし「ペルル・ド・サラベツ」(フランス語で「更別の真珠」の意)と名付けた。またラベルには、食べ方の提案。大手亡の紹介。日本一の生産量。の要素を反映させた。

さらに同班は、洋菓子店と大手亡ジャムを使ったスィーツの開発を進めている。ジャムとともにイベントなどで継続的に販売し、「更別村の大手亡」の知名度を上げることで「特産品化」を目指すことにしている。
(2015年11月掲載)
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