沖縄県 浦添工業高校 インテリア科「木工班」のみなさんの善きことニュース

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善きことをした高校生達

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1年かけて福祉家具25点を制作 介護老人福祉施設に贈る

沖縄県 浦添工業高校 インテリア科「木工班」のみなさん

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沖縄本島の南部ある浦添市に、沖縄県立浦添工業高校がある。2013年に創立30周年を迎える同校では、重点的取り組みとして「ボランティア精神の涵養(かんよう)」を推進。生徒も校内での美化・清掃活動だけでなく、地域に貢献するボランティア活動にも力を入れている。

今年2月には、インテリア科「木工班」の3年生24人が1年かけて制作した福祉家具25点を、介護老人福祉施設「桜山荘」(豊見城市)に寄贈した。

同科の木工班は、4年前から福祉家具を課題研究とし、これまでも視覚障害者療育作業所などの福祉施設の利用者や職員らのニーズに合わせた福祉家具を制作し、贈ってきた。

2011年度は「桜山荘」の要望に応え、歩行運動器具や平行手すり台、介護器具、可動式肘掛けイス、リハビリ器具の積み木パズル、車いす専用談話テーブルなど、お年寄りの生活改善に役立つ福祉家具など、多彩な作品を創作。さらに、同施設の職員の子どもが入園する事業所内保育園にも、もぐらたたき、キッチンままごとセットなどの木製玩具を手作りした。

2月3日の贈呈式では、生徒の代表が、「この1年間、木工班全員で創意工夫しながら制作した。みなさんの役に立ってくれればうれしい」とあいさつ。続いて、生徒がそれぞれの作品の特徴や使い方、制作のポイントなどをわかりやすく紹介した。

笑顔の交流が広がるなか、お年寄りは、ひとつひとつの家具の使い心地を確かめ、「心を込めて制作していただき、とてもうれしい」「大事に使いたい」と感謝。木工班の生徒に対して「これからも上等な作品を作ってください」とエールを贈っていた。
(2012年5月掲載)
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