日本の学校 > おしごとまるわかり図鑑 > 法務省 検察庁(国家公務員)
検察官(けんさつかん)(検事(けんじ))が仕事(しごと)をしている役所(やくしょ)を検察庁(けんさつちょう)と言(い)うんだよ。検察官(けんさつちょう)は、警察(けいさつ)とも協力(きょうりょく)して犯罪(はんざい)や事件(じけん)について調(しら)べ、疑(うたが)いのある人(ひと)を裁判(さいばん)にかけるかどうかを決(き)めているんだ。ふつう、日本(にっぽん)では検察官(けんさつかん)だけが、疑(うたが)いのある人(ひと)を裁判(さいばん)にかけることができるんだよ。そして実際(じっさい)に裁判(さいばん)に参加(さんか)して、犯罪(はんざい)の証拠(しょうこ)などを説明(せつめい)していくんだ。悪(わる)い人(ひと)に罰(ばつ)を与(あた)えるためには、必(かなら)ず検察官(けんさつかん)が必要(ひつよう)なんだね。もちろん法律(ほうりつ)のことをくわしく勉強(べんきょう)している人(ひと)ばかり。どんな「悪(あく)」にも勇気(ゆうき)を持(も)って立(た)ち向(む)かっていくことで、国(くに)の安全(あんぜん)や国民(こくみん)の権利(けんり)を守(まも)っているんだね。検察庁(けんさつちょう)には、検察官(けんさつかん)の仕事(しごと)を助(たす)ける検察事務官(けんさつじむかん)も働(はたら)いているよ。
検察庁(けんさつちょう)で働(はたら)くには
大学(だいがく)・専門学校(せんもんがっこう)などを卒業(そつぎょう)→司法試験(しほうしけん)に合格(ごうかく)→ 司法修習生(しほうしゅうしゅうせい)として1年(ねん)6ヶ月間(かげつかん)の研修(けんしゅう)→検察庁(けんさつちょう)に採用(さいよう)(※検察官(けんさつかん)の場合(ばあい))