青雲高等学校の独自の取り組み「善きことをした高校生達」。資料(パンフレット)請求、入試(受験)、説明会などを掲載

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青雲高等学校

(高等学校/私立/共学/長崎)
学校パンフレット紹介
長崎県 青雲高校 生徒のみなさん
戦後60余年を過ぎた今、戦争の記憶は日々遠くなる気がする。
しかし、戦争でかけがえのないものを失った事実は忘れ去ることはできない。現在では、戦争体験や被爆体験を持つ人たちが年々少なくなってきているが、俗に言う「戦争を知らない子どもたち」の中にも、戦争での出来事をしっかりと受け止め、後世に、そして世界に伝えようとしている高校生たちがいる。
長崎県西彼杵郡にある私立青雲高校では、昨年の夏から生徒たちがあるプロジェクトに取り組んでいた。「忘れえぬあの日、私の被爆ノート」英訳プロジェクトは、長崎新聞が数年前から企画してきたもので、昨年の夏に担当記者から英訳プロジェクトの話が持ち込まれたという。同校では生徒たちに話をし、有志の参加者を募ったところ、当時2年生の26名が参加し、早速、被爆体験記の英訳に取りかかったという。
今回のプロジェクトで生徒たちが取り組んだのは、戦争当時長崎県に住んでいた被爆者4人の体験記だった。生徒たちは4つのグループに分かれ、体験記を元に実際に被爆者から話を聞いたりしたという。高校生のみんなにとって戦争や被爆について話では聞いているが実感もなければ想像も難しい。特に県外の生徒には、長崎県の子どもたちのように平和教育の経験もない。そこで生徒たちは自ら平和資料館などに通って独自に勉強もしたという。
今回、英訳に取り組んだ生徒たちにとって一番大変だったこととは「自分たちが学校で習ってきた英語力の範囲では、本当の経験や気持ち、言葉のニュアンスを正確に伝えることが難しい」とか。そこで同校のイギリス人英語教師にも協力してもらい、一人一人が段落ごとに訳してつなげていくという作業が進められた。
そして昨年の秋、ついに4編の英訳体験記が完成され、長崎新聞本社に提出された。今回のプロジェクトに参加した生徒たちは「原爆の悲惨さや戦争のは二度と繰り返してほしくないという被災者の思いを強く感じた。だからこそ核兵器の恐ろしさを世界の人たちに知ってほしい」と素直な気持ちを話した。また、「被災者たちの思いと、それを伝える大変さを知って、戦争への思いも新たになった」ともいう。
英訳文は、長崎新聞ホームページにて公開されている。そして現在も、高校生を始め中学生たちの多くが英訳プロジェクトに取り組んでいるという。
(2006年1月)
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