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沖縄県 興南高校 JRCインターアクトクラブの皆さん
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沖縄本島那覇から南西約40kmの洋上に浮かぶ島々からなる座間味村。2005年夏からの小雨の影響で、深刻な水不足が今も続いている(座間味ダムの貯水率38.7%:06年2月21日現在)。 村の人々は、水タンクや井戸を利用して水不足を補うほか、小学校や中学校では、給食用の食器を紙皿や割り箸に代えるなど、節水に心がけながら、生活をしている。 そうした座間味の児童・生徒の現状を知り、“私たちで水を贈ろう”と声を挙げたのが、興南高校青少年赤十字(JRC)インターアクトクラブの部員たちだ。 同校では毎年、全校生徒、職員による歳末助け合い学校募金を続けているが、26回目となる05年は、同クラブの提案で、募金と同時に座間味村の児童生徒に「友情の水」を贈る運動を実施した。 賛同した生徒らの心温かな義援金で「友情の水」30ケース(360リットル)を購入。同年12月13日、那覇市の泊港で同村教育委員会に贈呈した。 当日参加した同クラブの部員は「私たちの提案に、生徒や先生みんなが快く協力してくれた。この「友情の水」が村の子供たちに少しでも役に立ってくれれば」と話した。 水を受け取った同村役場那覇出張所の職員は「水はもちろん、興南高校の生徒の皆さんの助け合いの気持ちがとてもありがたい」と笑顔。また、同教育委員会も「非常にうれしい。子どもたちに水の大切さを伝えられ、節水教育にもなる」と感謝していた。 贈られた水は、同村内の座間味、阿嘉、慶留間三小中学校に児童・生徒数に応じて分配された。そして後日、座間味村の各小中学校の児童生徒から「興南高校のお兄さん、お姉さん、「友情の水」をありがとうございます。大切に使います」「皆さんからもらった水で、がんばります」「いただいたお水は給食センターに寄付し、美味しい給食を作るために活用します」などの感謝の手紙が寄せられた。 興南高校のJRCインターアクトクラブでは、アメリカのハリケーン被災者救援街頭募金をはじめ国内外の台風、地震被災者への救援活動やクリーン奉仕活動、1976年から続けられている学校献血ボランティアなど、様々なボランティア活動を展開している。地域社会に貢献する同校生徒の姿は、高い評価と感動を呼んでいる。 |
| (2006年3月) |
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