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岡山が誇る児童文学作家、坪田譲治の生涯をデジタル紙芝居に

岡山県 岡山芳泉高校 美術部のみなさん

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1890年3月に岡山県岡山市に生まれた日本を代表する児童文学作家、坪田譲治の生涯をテーマとしたデジタル紙芝居「坪田譲治物語」を、県立岡山芳泉高校の美術部が制作した。

同部は、岡山市文化振興課と連携し、坪田譲治に関するデジタル絵画などの作品作りを進めており、2022年度には明治・大正期の岡山を舞台に、坪田自身の少年時代を基に書いた「子ども十二か月」を題材に、デジタル紙芝居を制作。2023年3月に開催された市主催の「坪田譲治文学賞」贈呈式で披露された。

2025年度は、坪田譲治の生涯をデジタル紙芝居で作成。2025年2月に40回目を迎えた坪田譲治文学賞を記念しての取り組みで、市が依頼した。

岡山市が誇る児童文学作家の生涯をどう描くか。部員たちは市から提供された資料の分析や、母校の小学校などゆかりの場所に出向いたり、坪田研究の専門家の話を聞くなどして構想を練った。

仕事帰りに家の裏の橋まで来ると「エヘン」と咳払いをする父と、それを聞いて夕食の支度を始める母を描いた「エヘン橋」のエピソードなど、坪田の少年期から児童文学者となるまでを11枚の絵で表現。ナレーションは放送文化部の部員が務めた。

2026年2月開催の同文学賞贈呈式で初披露されたデジタル紙芝居「坪田譲治物語」。ステージに立った部員たちは、作品の概要や11枚の絵に込めた想いを説明。「岡山に坪田譲治というすごい人がいたことを、わかりやすく伝えることを意識した」と話す。今後はデジタル紙芝居のアニメーション化を進めるという部員たち。完成後は坪田譲治関連の行事で上映される予定で、「多くの人に観てもらいたい」と願っていた。
(2026年4月掲載)
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