長崎北陽台高等学校
(高等学校/公立/共学/長崎)
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明治維新の立役者、坂本龍馬が我が国初の商社「亀山社中」(後に海援隊と改称)を設立したまちとして知られる長崎市。古くから、外国への玄関口として発展してきた同市に、1979(昭和54)年に開校した県立長崎北陽台高校がある。九州屈指のラグビー強豪校として知られる同校では、自ら学び、自ら鍛える、たくましく、豊かな人間性を育成し、広い視野のもとによりよい人生を創造するとともに、社会の発展に貢献する資質の啓培に努めている。生徒もこれに応え、日々の学習、部活はもちろん、ボランティア活動など、様々な活動を自主的に展開している。 今年の4月24日には、平成20年度「第46回 高校生による食生活改善研究活動<I&You食生活>」で、文部科学大臣賞を受賞するなどの実績を持つ家庭クラブの生徒が、学童クラブの児童らに「食育教室」を開催した。 「食育教室」は、同クラブが“食への関心を高めてもらおう”と、昨年から実施しているもので、この日会場となった長与南児童館(西彼長与町高田郷)には、約30人の子供たちが参加した。 今回の教室では、2年生6人が先生役を務めた。生徒は学校から持参したゲームや紙芝居、手作りの栄養表などを用いて、骨を丈夫にするカルシウム摂取の大切さを、わかりやすく、楽しく児童に教えた。 続いてオレンジジュース作りにも挑戦。用意した水に着色料、オレンジエッセンス、クエン酸などを順々に入れ、ジュースを甘くするために、1日に必要な砂糖20グラムが入っていることを説明。「砂糖以外の栄養はジュースからは取れない。できればジュースよりも、カルシウムがいっぱい取れる牛乳を飲みましょう」と生徒が呼び掛けると、児童は「はい」と元気よく返事をした。 教室に参加した児童から、「ジュースを作ったのがおもしろかった。カルシウムの大切さがよく分かったので牛乳をたくさん飲みたい」という言葉を聞いた生徒は、「うれしい」と笑顔に。今後も地域の人々や子供たちに向けた食育教室を開いていきたい、と更なる意欲を見せていた。 |
| (2010年5月) |
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