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佐賀県 唐津南高校 「松露プロジェクトチーム」のみなさん
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唐津藩の城下町として、日本三大松原といわれる「虹の松原」や唐津神社の秋の例大祭「唐津くんち」(国の重要無形民俗文化財)、唐津焼などで知られる佐賀県唐津市に、県立唐津南高校がある。 同校は、“学ぶ心と努力する態度を養成する”“各学科に関する専門的な知識・技術を習得させ、実践する態度を養成する”などを教育目標としており、生徒も毎日の学びを基礎に、社会貢献など様々な活動にチャレンジしている。 今年度も、全国産業教育フェア神奈川大会で、全国の家庭科設置校を代表して発表した「我が家の絆を考える〜『ファースト』フード大作戦」が意見体験発表の部で最優秀の「文部科学大臣賞」を受賞。また、華道家元池坊が主催した高校生いけ花コンテスト「Ikenobo 花の甲子園2009」の全国大会で、最優秀に選ばれるなどの成果をあげている。 今年9月に佐賀県立宇宙科学館で開催された「第59回県児童生徒理科作品展」では、生活教養科の3人の2年生が研究した「二枚貝の水質浄化大作戦」が、高校の部で最高賞の県知事賞に輝いた。 3人が研究を始めたのは、唐津市東の浜で地元の女性から「二枚貝が海をきれいにしてくれる」という話しを聞いたことがきっかけ。夏休みの自由課題として「科学的に実証してみよう」と、8月下旬から取り組んだ。 そこで3人は、県玄海水産振興センター(唐津市)の協力を得て、西の浜海水浴場から採取したアサリとハマグリの水質浄化能力を研究。植物性プランクトンが1cc当たり520万個体いる海水の入ったビーカーに貝を入れ、プランクトンの個体数を経時的に測定。48時間で当初の約4割の200万個まで減ることを突き止め、グラフ化した。また、貝の大きさだけではなく、酸素濃度などの条件でも浄化能力が決まると解析した。 審査員からは、地元の人の話を動機としており、高校生らしい視点で研究が進められていることや、貝が、植物性プランクトンを摂食した量を経時的に測定するなど、地道な実験で導いたデータの正確性などが高く評価された。 最高賞の県知事賞の受賞に3人は、「思ってもいなかった」と話し、「貝が高い浄化能力を持つことに驚いた。これからも身近な環境問題について調べたい」「地元の唐津にどれくらい二枚貝がいるかなど生息状況を調べ、環境に果たす役割を探りたい」と、今後の研究に意欲を見せていた。 なお、今回の「県児童生徒理科作品展」の高校の部には、同校からは3人の「二枚貝の水質浄化大作戦」の他、「食品の着色料について調べる〜合成着色料と天然着色料の違いをさぐる〜」(1年生)、「オジギソウの膨圧運動について」(2年生)、「アルテミアの走光性・走地性について」(2年生)の3研究を応募、いずれも佳作に入賞した。 |
| (2009年12月) |

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