明法高等学校の独自の取り組み「善きことをした高校生達」。資料(パンフレット)請求、入試(受験)、説明会などを掲載

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明法高等学校

(高等学校/私立/共学/東京)
学校パンフレット紹介
「科学する心」を教育目標の一つとしている明法高校(東村山市富士見町)では、生徒一人ひとりが、実際に自分の目で見て、触って、とことん実験を重ねることで、自らの創造性を豊かに育んでいる。
その中で、同校科学部の部員たちは、「環境」と「ものづくり」をテーマに多彩な活動を推進している。
「環境」では、毎年6月に国土交通省の協力で実施される全国一斉水質調査への参加や、江戸時代初期に開発され、現在も農業用水などに利用されている野火止用水の定期水質調査・清掃活動などを行っている。
一方「ものづくり」では、<環境を考えたものづくり>に取り組んでいる。2001年に製作した2両編成のバス型ソーラーカーは、文化祭(明法祭)や地元富士見町の町内運動会などに出品され、試乗した子供たちに環境問題やものづくりへの興味を喚起するうえで、大いに貢献。大学や専門家などからも高く評価されている。
そして今年、科学部がチャレンジしたのが、ソーラー型電動バイクの製作だ。これまで話題となった環境対策車は、ソーラーカーをはじめ燃料電池車、ハイブリッドカーなど4輪の自動車がほとんどで、電動で走る2輪車(オートバイ)の例はあまり聞くことは無かった。
「無いなら、自分たちで作ろう」と部員が提案し、今年の4月から製作をスタートさせた。取り組んだのは、1年生の部員6人。開発テーマは、(1)市民の足であるバイクを電動にすることで、一般家庭での環境対策に貢献する。(2)バッテリーの充電はソーラーパネルで行う。(3)中学生・高校生に興味をもってもらえるようデザインと性能を工夫する……等々で、製作にあたっては、溶接などを利用した専門的な構造や最先端の電子回路は一切使わないなど、普通科生徒らしいアイデアや発想が随所に活きている。例えば車体の骨組みには、本棚の組立に使われる金属製の<L字アングル>を採用した。またモーターには最も基本的なDCモーターを、速度制御には抵抗器を使用するなど、完全オリジナルで、すべて生徒の手づくりだ。
約半年かけて完成したバイクは一人乗りで、最高時速25kmと本格的。同部がこれまで製作したソーラーカーは5km前後の速度だったが、二輪車はある程度のスピードが出ないと転倒してしまうため、強力なモーターを搭載した。取り外しできる三つのバッテリーの電力で走行し、ソーラーパネル3枚で作った“ソーラースタンド”で、充電する仕組みだ。
初披露となった9月29・30日の「明法祭」では、「新しいものを世の中に提案したい」という部員の想いが通じたのか、すぐに来場者の注目を集めた。
「この電動バイクに試乗したり、見てもらうことで、環境問題を考えるきっかけになってもらえれば」と話す部員は、「ソーラー技術を活かしたバイクが実用化され、普及するのが夢」と目を輝かす。同部顧問の教諭は「技術系の生徒ではないのに、ここまで作れるとは正直考えていなかった。部員たちの努力のたまものです」と話し、生徒による<環境を考えたものづくり>の今後に期待を寄せていた。
(2007年11月)
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