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今年3月に行われた沖縄民謡教会の資格審査会において、現役の高校生が教師部門に見事合格した。よって、沖縄民謡界に最年少の教師が誕生したことになる。この最年少教師は、大里村の知念高校に通う3年生の新垣尋義(みつぎ)君。先頃、5月25日に県立郷土劇場で催された審査会の受賞者大会では、民謡「ゆしや物語」を見事に独唱し、たくさんの拍手をもらった。 新垣君が民謡を始めたきっかけは、民謡好きの両親の影響で「自分も三線を弾いてみたい」と思ったから。そして小学校3年生の時から地元の加藤民謡研究所に通い始め、4年生の時には新人賞、5年生で優秀賞、そして高校1年生で最高賞を受賞するなど、メキメキと上達していったという同研究所では初めての教師資格取得者の誕生に、師匠の加藤先生も「教わったことをすぐ自分のモノにしようという練習熱心さがいい。声も良くなってきた。」と大きな期待を寄せている。 現在、三線を弾きながら歌えるレパートリーは約150曲。しかし「将来は民謡教室を開きたい」という大きな夢を持つ新垣君にとって、まだまだ多くの曲をマスターして指導者としての修行を重ねていかなくてはならない。昨年最高賞を受賞してからは、研究所内でも忙しい師匠に代わって指導する機会も与えてもらっている。「練習は楽しい!」と目を輝かせながら語る新垣君、これからの課題も山積みだ。 |
| (2002年6月) |
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