神島高等学校の独自の取り組み「善きことをした高校生達」。資料(パンフレット)請求、入試(受験)、説明会などを掲載

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神島高等学校

(高等学校/公立/共学/和歌山)
学校パンフレット紹介
和歌山県 田辺商業高校 流通ビジネス学科2年生
 和歌山県立田辺商業高校流通ビジネス学科の2年生80人が、田辺市中心部の同商店街を活気づけようと、空き店舗を利用した小さな雑貨店「田商マーケット」を開店させたのだ。オープンは7月29日から8月11日までの2週間。商店主の高齢化が問題となっていた同商店街だったが、ある商店主は「若い人が増え、こっちも元気が出てきた」と語り、成果は上々だったようだ。
 生徒たちが開いた店は、食料品店や洋品店が立ち並ぶ一角の雑居ビルにあった洋装店跡で、家賃は田辺商工会議所などが負担した。
 7月中旬にスタートした開店準備では、若者向けには100円程度のお菓子、お年寄りにはかつお節などと選択。約60平方メートル程の店内には、学校近くの福祉作業所が製作した洗剤やキーホルダー、手作りパンなど50〜250円程度の品々約100点を陳列した他、談話スペースも設けられた。
 今回の店舗の運営は、販売や在庫管理、売り上げ報告書の記入などの実習も兼ねており、生徒たちは期間中、店長、会計、レジ係などと役割を分担。4〜8人が日替わりで午前10時から午後5時まで店頭に立った。
 初日の売り上げは約5万4000円で、その後も順調に増加したものの、「お客さんに店に入ってもらうことがこれほど大変だったとは」とレジ担当の男子生徒。また、別の女子生徒は「子どもからお年寄りまで幅広い年齢のお客さんと話すことができて楽しかった」と満足そうだった。
 担当教諭は「コンビニに比べれば商品数は少ないが、パソコンなどのシステムに頼らず、伝票なども手作業で管理を行うなど、商売の原点を学ぶことができたと思う」と話していた。
 今回の雑貨店オープンには伏線があった。昨年(2001年)11月。田辺市商店街振興組合連合会が同校生徒を招いて、若者の商店街のイメージや商店街活性化に向けた意見を聞いた。その中で生徒たちからは「若い店員さんが少ない」「店の人と話ができる楽しい雰囲気が大切」などの発言があり、今回の店舗経営は、生徒たちの手による店づくりのひとつの答えでもあったのだ。
 婦人用品店の経営者は「老舗でも客が来なければどうしようもない。ふつうの高校生やけど、彼らなりに売り方を工夫しており、見習いたい」と、田辺商高の生徒たちの奮闘ぶりに感心していた。
(2002年11月)
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