海南高等学校・海南校舎
(高等学校/公立/共学/和歌山)
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和歌山県立海南高等学校の映画研究部の生徒たちが、このほど「第五福竜丸」の軌跡を記録したCD-ROMを制作した。 「第五福竜丸」とは、1954年、ビキニ環礁での水爆実験で被爆した静岡県焼津市のマグロ漁船で、作品のタイトルは「第五福竜丸〜数奇な運命をたどったビキニの生き証人〜」。 三重県御浜町沖の海底に沈んでいた、同船のエンジン引き揚げの記録を、今年1月に自主出版した和歌山県海南市のミニコミ紙発行者、杉末広さんに制作を依頼された。 約20分の作品には、被爆直後の同船の様子や5年前に行われたエンジン引き揚げ作業、第五福竜丸展示館(東京・夢の島)でのエンジンと船体との「再会」などのニュース映像の他、杉さんへのインタビューなどがナレーション入りで収録されている。 海南高校では、中学生が社会科の調べ学習のために、同校の情報教室を利用するなど、地域との広汎な交流を積極的に進めている。今回のCD-ROM制作も、生徒たちによる地域交流のひとつといえる。 映画研究部の部長で3年生の古谷友紀さんは、「核の怖さを後世に伝えるため、少しでも役に立てたのはうれしい」と話している。 なお、このCD-ROMの希望者には実費販売される。問い合わせ・申し込みは杉さんまで(電話:073-482-0025)。 |
| (2001年10月) |
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