奈良南高等学校(吉野学舎)
(高等学校/公立/共学/奈良)
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 創立以来100年を越す歴史と伝統を誇る奈良県立吉野高等学校。「地域社会と地場産業との連携」等を教育目標に、約300人の生徒が、吉野の歴史、文化、林業などについて学びながら、地域や住民に貢献する活動を進めている。 その一つが、「吉野川クリーン作戦」だ。これは、毎年夏休み明けに全校生徒が参加して行われる清掃活動で、今年は9月4日に実施された。 紀の川へと続く吉野川は、鮎釣りの場として全国的にも知られており、特に夏の間は釣り人だけでなく、キャンプや川遊びを楽しむ家族連れなどが大勢訪れる。その中には、ゴミをそのまま置き去りにする心ない人も多く、同校の生徒は、30年ほど前から行楽客に「ゴミ持ち帰り運動」などのマナーアップを呼びかけると共に、率先して清掃活動を行ってきた。 今年も、全生徒が軍手とゴミ袋を用意し、同校から吉野川下流約1キロの河原や通学路、林業博物館や近鉄吉野神宮駅構内などでクリーン作戦に取り組んだ。空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻やバーベキュー用の金網などのゴミをていねいに拾い集めた。そして、きちんと分別されたゴミは、軽トラック10台分にもなった。 生徒らは「本当にいろいろなゴミが落ちている。吉野川はみんなが楽しむ場所。だからこそ自然と環境を守って欲しい」と訴えていた。 同校生徒の環境保護への取り組みはこれだけではない。吉野山の植林ボランティアや桜の再生プロジェクト、吉野杉を使った木製ハイブリッドカーの制作や吉野川の水生昆虫調査など、多岐にわたっている。そして、同校の生徒は、これらの活動を通して何事にも自信を持って取り組むことの大切さを学び、身に付けているようだ。 |
| (2006年11月) |
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