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2005年10月に起きたパキスタン大地震の被災者を救援しようと、滋賀県立八日市高校の生徒が、市内のスーパー前などの街頭に立ち、募金活動を行った。 7万人以上もの犠牲者を出したパキスタン地震の被災地では、冬に入り、復興活動も思うように進まず、標高約1600メートルにある集落では、氷点下の寒さの中で避難生活を送っているという。 そうした事実を新聞やテレビのニュースなどで知った生徒たちは、自分たちでも募金すると共に、生徒会が中心となって職員、保護者、地域の人々にも支援を呼びかけることにした。 街頭での募金活動は、期末試験が終わった05年12月12日から15日までの4日間で、手作りの募金箱を持った生徒会執行部役員とボランティア委員らの「パキスタン地震の被災者を救おう」の声に、多くの市民から温かな義援金が寄せられた。 16日に生徒会役員によって集計された募金は、ユニセフを通じて、パキスタンの被災地に届けられることになっている。 生徒会が主体となった同校生徒のこうした活動は、以前から行われており、04年にはスマトラ沖地震・大津波の被災者のための募金活動が実施されている。 『自彊不息(じきょうやまず)※自ら努め励むこと』をモットーとする八日市高校では、『自主協同』の精神を育て、心身ともに健康で人間性豊かな人材の育成に努めている。 “今後もこうした活動を続けていきたい”と語る生徒らの、人への思いやりに満ちたボランティア精神は、同校の日頃からの人間教育の成果といえるだろう。 |
| (2006年2月) |
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