宇都宮文星女子高等学校
(高等学校/私立/女子校/栃木)
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栃木県 宇都宮文星女子高校 こども福祉コースのみなさん
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「自己を敬え 他人を敬え 仕事を敬え」の三敬の教えを校訓とする宇都宮文星女子高校の生徒は、常に自分を研磨し、進んで他人のため、社会のために奉仕する精神を養っている。同校の文化祭「撫子祭」で、盲導犬センター運営のための募金活動や、保育園を訪問して園児と交流を図るなど、その活動内容も実に多彩だ。今年の11月11日には、普通科「こども福祉コース」の生徒27人が、日頃の学びを生かした人形劇で、社会貢献活動を行った。 きっかけは、同コースの生徒が手作りの人形劇で、近隣の幼稚園や保育園の子どもたちと交流を深めていることを知った宇都宮市立美術館が、今年初め、学校側に、人形劇を通して子どもたちに美術館でのマナーを伝えてほしい、という依頼があったことから。生徒らはすぐに快諾し、3月から公演の準備に入った。 タイトルは「びじゅつかんでのおやくそく」。子どもたちが美術館で見学する際の3つのお約束「走らない・騒がない・作品に触らない」をテーマにした、すべて生徒の手作りによるオリジナル作品だ。 11月11日の公演当日、美術館内の会場には80人を越える親子連れが来場。子どもたちは生徒が演じる人形劇を夢中になって見つめ、人形の動きや台詞に、笑ったり、頷いたりしながら、美術館でマナーを守ることの大切さを学んでいたようだ。 今回の公演に参加した生徒は「子どもたちの前で演じると、練習の時と違ってやはり反応が違う。間の取り方など、勉強になった」「子どもたちが喜んで観てくれたので、うれしかった。マナーを守る大切さも伝えられたと思う」と、ほっとした様子で話していた。 なお、この人形劇は録画され、今後、美術館を訪れる小学生や幼稚園児などに“美術館でのお約束”を守ってもらうために使われるという。 ところで、「こども福祉コース」の生徒は、これから3月まで、今回の作品を含め、2演目の人形劇を5つの幼稚園・保育園で上演する予定といい、「子どもたちの目は厳しいから。とにかく練習です」と、自らを鼓舞するように話していた。 |
| (2007年12月) |
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